新華社吉林:最近レストランなどではよく、薄いビニールに包まれたお椀や皿、スプーン、コップなどがテーブルに出されるようになっている。これらは、専門サービス会社によって洗浄、消毒が施された消毒済み食器だ。もともとはお客さんを安心させるために始まったサービスだが、中国市民の間では必ずしも歓迎されているわけではないようだ。
「消毒済み食器を見ると、はっきりいってむかつくんですよ。まあ、安全のことを考えてのことなんでしょうけど、われわれに選択権はないわけですからね。ふつうの食器がないわけだから、お金を払って消毒済み食器を使うしかないんですよ。一方的なおしつけサービスといわざるを得ないんじゃないですかね」。吉林省長春市のある学校で教師をしている王新宇さんは憤慨してこう語った。
長春市の紅旗街近くのいくつかのレストランを取材したところ、それらのレストランはほぼ全て、消毒済み食器を使っていた。その使用料金は1元から3元。消毒済み食器は使いたくないといったところ、レストラン側の回答は、「割り箸以外、そのほかの食器はない」というものだった。
長春市消費者協会のある関係者は次のように話している。「消毒済み食器はお客さんの健康、衛生面のことを考えて使用されているが、お客さん側に受け入れてもらうには時間が必要。レストランがその使用を強制するようなやり方は好ましくない」。
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