アジア開発銀行(ADB)駐中代表事務所のシニアエコノミストを務める庄健氏によると、国内の要素から見ると、農産品の供給安定が低い物価の原因となった。海外の要素から見ると、多くの商品やエネルギーの価格が下がっていることで、輸入品の価格の上昇圧力がなくなった。
CPIとPPIの動きはマイナスになっているものの、その下げ幅は狭まっている。庄氏はこれについて、「中国のマクロ政策が、企業投資と住民消費の自信を高めるのに良好な役割を発揮したことを示している」との見方を示した。4兆元投資と関係の深い企業は在庫清算のプロセスを停止し始め、需要は少しずつ上昇するようになった。中国経済の好転に伴い、投資や消費の需要は上昇し、中国の物価の動きも今後数カ月でプラスの水準に戻っていくと見られる。
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