2009年中国のGDPは8.7%増2010年01月23日
中国国家統計局は21日、2009年の中国国民経済の運営状況を発表した。発表によると、中国の2009年の国内総生産(GDP)成長率は8.7%となり、CPIは0.7%の低下となった。これにより、中国政府の2009年の目標である「保8(GDP成長率8%の確保)」は達成されたことになる。 チャイナネットの報道によると、2009年の年間GDPは33兆5353億元で、実質伸び率は前年比で8.7%となり、2008年を0.9ポイント下回った。四半期ごとのデータを見ると、第1四半期のGDP成長率は6.2%、第2四半期は7.9%、第3四半期は9.1%、第4四半期は10.7%となっている。また、第一次産業の増加額は3兆5477億元で伸び率は4.2%、第二次産業の増加額は15兆6958億元で9.5%増、第三次産業の増加額は14兆2918億元で8.9%増だった。 1.農業生産は引き続き安定した発展を維持し、食糧生産は6年連続の増産となる。 食糧総生産量は、前年比0.4%増の5兆3082万トンで、6年連続の増産となった。 2.工業生産の伸びは四半期ごとに加速し、工業利益は大幅な低下からプラス成長に転じた。 一定規模以上の工業企業(国有企業または年間売上高500万元以上の非国有企業)の工業増加額は前年比11.0%増で、伸び率は前年を1.9ポイント下回った。うち、四半期ごとの工業増加額の伸び率はそれぞれ5.1%、9.1%、12.4%、18.0%となった。地域別では東部、中部、西部地区がそれぞれ9.7%、12.1%、15.5%だった。 社会固定資産投資は前年比30.1%増の22兆4846元となり、2008年の伸び率を4.6ポイントを上回った。そのうち、都市部固定資産投資は19兆4139億元で30.5%増、農村部固定資産投資は3兆707億元で27.5%増。地域別で見ると、東部、中部、西部地区の都市部への投資はそれぞれ23.9%、36.0%、35.0%だった。 4.国内市場の販売は急速な伸びを維持し、一部製品の販売は急速な伸びを示した。 社会消費財小売総額は前年比15.5%増の12兆5343億元に、価格変動要因を除いた実質伸び率は16.9%となり、2008年を2.1ポイント上回った。業種別では、卸売り・小売業の消費財小売額が10兆5413 億元で15.6%増、ホテル・飲食業の消費財小売額が1兆7998億元で16.8%増となった。 5. 消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は通年で下降したが、年末には上昇傾向が見られた。 CPIは通年では2008年より0.7%低下したが、11月にはプラス成長に転じ、伸び率は0.6%に達した。工業製品出荷価格は5.4%低下したが、12月には1.7%のプラス成長となった。 7.都市部住民の収入が安定した増加を見せ、就業状況は予想を上回るものとなった。 都市部住民の1人当たりの総収入は1万8858元となった。うち、都市部住民の可処分所得は前年比8.8%増の1万7175元で、価格要因を除いた実質伸び率は9.8%、農村部住民の1人当たり純収入は前年比15.0%増の5153元で、実質伸び率は8.2%だった。都市部就業者は前年比で910万人増加。12月末現在の農村部出稼ぎ労働者数は1億4900万人で、第1四半期末と比べて170万人増加した。 8.通貨供給量の伸びは速く、新規貸付額が大幅に増加。 12月末現在の広義マネーサプライ(M2)残高は60兆6000億元で前年比27.7%増、狭義マネーサプライ(M1)残高は22兆元で同32.4%増、伸び率は2008年を23.3ポイント上回った。また、金融機関の各種人民元建て貸出残高は40兆元で、年初に比べて9兆6000億元増加した。 中日之窓よりお願い:”中日之窓”と署名した記事や写真等を転載または引用することは可能ですが、その際、必ず記事元のアドレス(http://www.86to81.net)のリンクを貼っていただけますようお願いいたします。 関連記事
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